好きになるきっかけの違い

男性が女性を好きになるおもなきっかけ

男性も女性も人を好きになるきっかけに大きな違いはない。
同じ人間だから、お互い自分の子孫を残すために似たような遺伝子を求め合っているんだ。
だから、男性も女性も、自分に似たタイプの異性に自然と惹かれるようになる。
たとえば、出身地や出身校などが同じだけでも親近感が湧くよね。
そのほか、好み、能力、経験、体質なんかも似ている同士が好きになりやすいことがわかっている。

また、似た者同士でないとしても、いつも一緒にいる相手を好きになりやすい。
学校や職場が同じだと、一緒に過ごす時間が長くなるよね。
何度も会って長い時間を一緒に過ごしているうちに、男性も女性も「この人のこと好きかも」と思ってしまうんだ。
エンドルフィンという脳内麻薬の影響だけど、最初は錯覚であれ、好きになってしまえばだんだんその気持ちは大きくなるものだよね。

ただ、やっぱり男女差というのも少しはあると見てよいだろう。
たとえば、男性に多い女性を好きになるきっかけとして、女性の外見が挙げられる。
きれいな外見、かわいい外見の女性に惹かれるのは男性として当然だけど、「外見に惹かれる=女性として好き」と発想してしまう人も多いんだ。

また、女性の優しさに触れて好きになったという話もよく聞くよね。
つらい時に相談に乗ってくれたり親身に話を聞いてくれたりした女性に、キュンとしてしまう男性は少なくない。
また、自分に対してでなくても、友だちとかに優しく接している姿を見て好きになってしまうパターンもあるよね。

女性が男性を好きになるおもなきっかけ

女性も男性の外見に惹かれて好きになることはあるけれど、そうじゃない相手を好きになることがある。
たとえば、自分に優しくしてくれた男性に好感を抱く女性は珍しくない。
外見は全然好みじゃなかったのに、優しくされたことで「実はこんなにいい人だったんだ」となって好感を抱くわけだ。
また、「優しくしてくれたということは、自分のことを大切に思ってくれているからでは?」と思って、気になってしまうというケースもあるよね。

女性にはない男性らしさに触れた時に、好きになるというケースも多いよ。
たとえば重い荷物を率先して持ってくれた時とか、男性らしい頼もしさ、力強さに接して恋に落ちる女性は少なくないそうだ。
これも、「自分のことを守ってくれそう」、「大切にしてくれそう」という心理が関係してそうだね。

女性ならではのきっかけで言うと、母性本能をくすぐられて好きになったというパターンもある。
困っている男性を見た時に「自分が守ってあげなくては」と感じる女性は少なくないけど、これはオキシトシンというホルモンが関係しているらしい。
このホルモンは出産した時に分泌されるそうだから、本能的に好きになってしまうってことだろうね。