「男は新規保存、女は上書き保存」は本当?

ああ、女子の恋愛って上書き保存だったんだなと思った経験

男性の恋愛の思い出というのは「名前を付けて保存する」で、女性の恋愛の思い出は「上書き保存する」って、最近よく聞くでしょ?
実は、このことを立証するような経験が俺にあるんだよね。

結構な数の女性と付き合ってきた中でも、本当に結婚したいって俺が思うほどの女性がいた。
きれいで性格も抜群、料理もできて俺の男友達にもすごく評判がいい、会社を立ち上げてそろそろ結婚してもいいなと思うくらいに安定したときだってこともあり、結婚を考えた。

ロマンチックなお誕生日もあったし、二人で一緒に行った海外旅行も俺の心の中で切り離せないことで、海外で一緒に買ったバカラのグラスをずっと大切に持っていた。
しかーし、その女性と仕事上会うことになり、ちょっとドキドキ、いやちょっとじゃなくて激しくドキドキして仕事の後、食事に行くことになった。

そこで当時の思い出とか、あの場からのグラス、まだ大切に使っているよって言ったら、え?バカラのグラスなんて買った?旅行ってどの旅行のこと?なんて言われて、ロマンチック気分がぶっ飛んだことがあったよ。
それよりも今お付き合いしている外資系企業の社長さんの話ばっか。
上書き保存って本当だったんだなと痛感した苦い思い出。

女性は女友達に恋愛話をすることで無駄な思い出を削除できる

男は恋愛の話を友人と話すって機会が少ないし、それよりも趣味の話や飲み会の話、それこそビジネスにつながる話が多かったりする。
でも女性は恋愛の話をとにかくよく友人に話すでしょ?
それで吐き出せていて、つらい思い出もどんどん友人に吐き出すことでアップデートしていけるらしい。

過去の交際のつらい記憶も、泣かされた記憶も、まだ好きな相手じゃないかぎり、今気になる人がいればどんどんそいつの思い出で上書きされていくようだ。
それに女性は今付き合っている男性がいても、素敵って思う男性が出てくると、新しい恋愛のキラキラした感じや、ドキドキする感覚の方が勝ってしまい、それが上書き保存されていくことで恋愛の切り替えも早いってことだ。

男は思い出を美化する、女性は現実を見る

女性の中にももちろん昔を引きずる人もいて、なかなか次の恋愛に行けないってこともあるけど、男の方が好きっていう気持ちをぐずぐずいつまでも引きずる。
あんなに好きって言っていて、あんなに振られて泣いていたのに、次の恋愛が始まったら青の状態は何だったの?と思うくらいにイキイキしている。

男って好きな人を引きずっている間は他の女がどんなにアピールしてくれても、気持ちがぐらつくことがないんだよね。
思い出を妙に美化してしまうから、その恋愛していたころのキラキラ状態に戻りたいって思う気持ちが強い。
これこそ、名前を付けて保存、それをまた開いてみて思い出に浸るっていう男のいじらしいパターンだよね。